日本語支援ボランティア育成
外国人住民が日本で暮らすためには、日々の生活の中で日本語の理解が不可欠です。近年は求職活動にもその能力が求められるようになってきました。
MIEFでは、これまで外国人住民の日本語学習をサポートする人材育成を目的とした日本語支援ボランティア研修を実施してきました。
また、財団パートナー制度として、日本語ボランティアの経験者や日本語支援ボランティア研修の修了者に「日本語パートナー」にご登録をいただき、教育機関や企業等からの依頼に基づき日本語学習支援者を紹介する「日本語パートナー制度」を運営しています。みなさんも、日本語ボランティアとして、ぜひご協力ください。
日本語支援ボランティアとは?
三重県に暮らす外国人住民の多くは、地域で行なわれている日本語教室で日本語を学んでいます。この日本語教室などで日本語を教えている人が「日本語ボランティア」です。現在、三重県内には約30の日本語教室があり、約500人以上の方が日本語ボランティアとして活動されています(三重県国際交流財団調べ)。
日本語教室とは?
日本語教室の多くは、外国人住民が学びやすい時間に教室を開くなど、学習者の生活スタイルやニーズに配慮した教室運営を行なっています。地域や企業のみなさんが運営しているところ、国際交流協会や行政が窓口になっているところなどがありますが、いずれの場合も教室で日本語を教えているのは「日本語ボランティア」のみなさんです。教室によっては、勉強会を開催したり、学習者とボランティアの交流の機会を設けるなど、お互いが楽しく続けられる工夫をされています。